気になる時間
時間とは忙しい現代人にとって、いつも気になるテーマだと思います。
時間の使い方で人生変わってしまいますからね!
過去の偉人たちも時間に関して様々な格言を残しています。
時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。-ベンジャミン・フランクリン
一時間の浪費をなんとも思わない人は、人生の価値をまだ発見してはいない。-ダーウィン
われわれは時間を道具のように使わねばいけない。すがりつく松葉杖としてではなく。-ジョン・F・ケネディ
時間って何だって思っているのか?
学生のころから時間ってなんだ?って思っていたので、時間管理の本やツールに30年近くの時間をかけてきてます。
今、時間とはなにか?と問われると その答えは意外なんですけど
感情だと思っています。
その理由は、
感じている気分(感情)によって時間の長さが変わるから
・気分の良いとき
・集中しているとき
・愛する人と一緒のひととき
あっという間に時間が過ぎます。
その時の感情はどんな感情でしょうか?
すごく満たされた気分! ですよね
・何もすることがなくて退屈
・したくないけどやらなければならないと思っている勉強や仕事
・無理矢理誘われた飲み会
早く終わらないかな~ って思いながら過ごしている時間
なかなか時間が経ちません。
苦痛ですよね。
同じ時間なのに長さがちがいます。
そう、自分の感情によって長さが変わるんです。
だから、時間は感情、なんだと思います。
”時間管理はやっているけど、感情の管理なんてやりようがないよ”
と思ってしまうかもしれませんが、簡単なやり方があります。
そのやり方について説明していきますね。
時間管理に感情の管理を追加する方法
時間管理に感情の管理を追加するやり方について説明します。
この方法は、ジェームス・スキナーという方が行っている「成功の9ステップのセミナー」で教えてもらいました。少し変えてますけど・・
➀今日一日、どんな感情を経験したいかをリストアップします。
喜び、ワクワク感、集中した感覚、満たされた感覚・・・といった感じです。
一日が終わって、リストアップした感情が味わえた一日だったら最高だ!といった感情をリストアップしてみてください。
⓶今日一日の、スケジュールを作成する
これは、いつも皆さんが作成されている予定を作成することと一緒です。
07:00~07:30 家族との食事
10:00~12:00 営業会議
14:00~15:00 お客さき訪問、
17:00~17:30 報告書作成
・・・
といった感じです。
⓷ ⓶で作成したスケジュールそれぞれに、どんな感情を抱いていたいかを➀でだした、今日一日味わいたい感情リストから選択する
家族との食事 だったら、子供と話をして”満たされた感覚”
営業会議 だったら ”集中した感覚”
といった具合です。
07:00~07:30 家族との食事 “満たされた感覚”
10:00~12:00 営業会議 ”集中した感覚”
14:00~15:00 お客さき訪問、
17:00~17:30 報告書作成
【補足】予定している内容が、感じたくない感情を感じてしまうと予想される場合の対処法
お客さき訪問 は”喜び”を選んだとします。
14:00~15:00 お客さき訪問 “喜び”
ただ、実際には「このお客さんにはいつも怒られていて、会いたくないんだよね。なんか憂鬱になってしまう」
とか、思っているかもしれません。
実際には
14:00~15:00 お客さき訪問 “嫌な感じ”
として予想してしまっているのです。
では、”嫌な感じ” を “喜び” に替えていきましょう。
自分自身に質問をしてください
お客さんを訪問している時間を”喜び”の感情を感じながら過ごすためには何をしたらよいか?
という質問を自分に投げかけてみます。
感情を変えるための準備をする
喜びの感情を感じるための時間にするために、会う前の準備をします。
といった形で、今までのスケジュールに、予め得たい感情もセットで予定に入れてしまうのです。
やることを予定している人は多いですが その予定の行事を行う際の、気分(感情)の予定をしている人は ほとんどいない
予定を組むとき、その時感じていたい感情をセットで予定してみる。
このアクションを追加することで、”いやだなー”と思って憂鬱になるのではなくて、自分自身から得たい感情を得るために動いてみることができるようになります。
時間管理=感情の管理 でした。