自分の好きなこと、才能や長所、価値を見つける際に非常に役に立つ、創造性を活性化する方法です。
この本に出会ったのは、もう20年くらい前になります。
本屋さんでタイトルが目にズバッと飛び込んできました。
モーニングページ 創造的な自分に出会うための方法
この本を手にした時は、ちょうど創造性ってどうしたら出てくるのか?考えていたときでした。見つけたときは、ばっちりシンクロしたのを感じてワクワクしたのを今でも覚えています。
創造性を活性化する方法として、「モーニングページ」というものが紹介されています。
やり方は後でご紹介しますが、朝起きたら頭の中の言葉を書き出す、方法です。
モーニングページ
私はこの20年間、ちょっとやっただけで続きませんでした。
でも、継続的にこのモーニングページをやっている方はかなりの効果を感じているようです。
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モーニングページの書き方
1.ノートを用意します
2.朝、目を覚ましたら、ノートに「自分の頭の中でしゃべっている言葉」を書いていきます。
3.量は、ノートには2~3枚書いていきます。
(注意)ペンを止めないようにして、ひたすら書きだします。頭の中に浮かんでくる言葉をそのまま書いていきます。
頭に浮かんできた言葉を「そのまま」書きます。変な言葉でも書くのです。「こんなめんどくさいことなんでやっているんだ?」「そもそも効果あるのか?」「あーー」「うーーー」といった、言葉になっていないようなことでもよいので書いていくのです。
最初はとっつきにくいかもしれません
やってみると分かるのですが
頭に思いついたことをそのまま書く、って意外に難しいです。
まず、最初にとりくんでみると、何書いていいかわかりません(笑えます)
何かの力が作用して、自分の考えていることを外に出さないようにしているかのような感じがします。
こんなこと、私が考えてはいけない、こんな事考えるなんてふしだらなの?といったように、考えが出てきたことにいちいち制限をかけている自分がいるのに気づけます。
人間は一日に自分に話しかけていると言われてますが、どれくらいの言葉をつかっているか知ってます?
約6万語 だそうです。
誰がどうやって数えたのかは知りませんので、本当かどうかは分かりませんが・・・
一日中、自分に話かけているんですね。
その内容を、朝起きてノート3ページ分、記録していく、というものがモーニングページです。
でも、外に出してはいけない、と自分を見張っている自分が、沸いてきた言葉=アイデアを外に出すのを止めてしまいます。
停めずに出してみると、すごいアイデアだったりするのですが・・・なぜか止めてしまうのです。
1週間やってみた感想
1週間やってみて気づいたのは、身体と心の調子が良くなったこと、です。
おそらく、無意識で行っていた言葉を外に出すことができたことでストレスを発散しているのだと思います。
一種の瞑想みたいになっていると思いました。
ただ、確かにノート3ページ書くのは時間がかかります。
30分から40分程度かかってます。
自分の中から何が出てくるかわからない恐れ、が言葉を出すのをためらっているからです。
書き始めは大変です。ノートに手書きで文字を書くのって、意外に疲れます。
自分を否定する言葉を発する別の自分がいますから疲れます。
頭に浮かばないので「何を書いていいかわからない」とか
「わからない」「なんやそれ」「何でこんな事やってんの」・・・
いかに自分を否定する言葉を投げかけているのか?
自分の中から出てきている言葉=アイデアはかなりの量あるのだけれども、自分に対しての恐れが、アイデアを出すのを止めている力が働いていることに気づくこと
気づけば止めている力は減らすことができるようです。
不思議です。
努力しなくても減っていくのが実感できました。
無自覚に自分自身に否定的な言葉を投げつけている自分がいる
これが、自分の創造性が出てくるのを妨げているのです。
私たちは本来、みんな天才なんですね。
まだ、一週間ですが、実感できてます。
騙されたと思って1週間やってみてください。 日常生活に変化は絶対出ますので!
この本買った人、このモーニングページやった人ってほとんどいないと思います。
もったいないですね。
この本を買ったときは、自分の中から出てきた「これは買いだ!」といった言葉を拾うことができた人はすごいと思います。
無意識化もしれないけど拾えたのに⇒自分を引き留める力に負けてしまって実行できなかった人は、いろんなメッセージを無意識からもらっていると思います。
そのメッセージを受け止められたら、毎日シンクロニシティの連続で、本当に面白い人生になると思います。
人生変える一冊はなに?
って聞かれたら、この本オススメします。