苫米地博士が大乗仏教の空、縁起とコーチングの関係の解説本がすごい

目次

目次

コーチングそのものが釈迦の縁起そのもの


週末本屋さんに行って見つけた本です。
実は一度本屋さんですべて立ち読みしたのですが、やっぱり気になって翌日買いに行った本なんです。
もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 ─今こそ、「縁起人」として生きろ。─
なんでそんなに気になったかというと、仏教の「縁起」というものの説明がわかりやすくされていること。コーチングそのものが釈迦の縁起そのものだ、として説明されているからです。

題名が人間関係で悩まない極意、って書いてありますけど、わたしにとってはコーチングの極意って読み取れました。

人間関係がうまくいかないのは人のせいではなく、自分の考え方が原因だということが書いてあります。
なぜかというところに、苫米地さんの仏教の知識とコーチング理論を絡めた説明になっているところが私自身の興味とシンクロしていました。

著者の苫米地さんは、故ルー・タイスが作ったコーチング理論を協力者として再編集したTPIEを作った方であるのと、天台宗の僧侶の資格を持っている方です。認知科学者でもあり、知識の幅は半端ない方です。
かなり平易な言葉を使って説明されていますが、やはり、仏教用語とコーチング用語が使われているので理解するためにはいろんな周辺の本を読んだり、それなりの経験値がないと理解できないかもしれません。

という本だったので、一度立ち読みで全部読んだのですが、翌日買いに走りました。

仏教とコーチングが密接にかかわっているということがわかります。
仏教は宗教ですが、非常に論理的な哲学とも言えます。そういった伝統のある理論とコーチングの考え方に共通点があるということを見いだせただけでも個人的にはワクワクしてしまいました。

コーチとして活躍したい方は必読本だと思います。

この記事を書いた人

目次
閉じる